積んで殴るだけ

積みこそ正義

S25使用構築【最終19位,27位】日食ネクロズマスタン改

とっつぁんです。
S25お疲れ様でした。
高順位を取ることができましたので、構築記事を記載します。

 

TNとっつぁん 最高最終2042

TNコイヌール 最高2061最終2046

 

今期はS15に使用していた構築をアレンジして使っていました。

tottuanpoke.hatenablog.com

 

 

【構築経緯】

【コンセプト】

極力択を発生させず、決まった行動で勝てるようにする。

【個別紹介】

 以下、採用順に記載。

 

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日食ネクロズマ@ラムのみ

性格:意地っ張り

特性:プリズムアーマー

実数値:173(4)-229(252)-147-119-129-129(252)

技構成:メテオドライブ/フォトンゲイザー/地震/龍の舞

本構築のエース①

個人的にダイマックス環境で1番使いやすい伝説のポケモン

日食ネクロズマは弱点保険を警戒されるため抜群技を打たれずらく、状態異常を絡めて対策している構築が多かったためラムのみを持たせた。

ラムのみを持たせた恩恵としてヌオー等の熱湯火傷、カバルドンラグラージのあくびを一回だけ無効化できるため積極的に龍の舞を選択できる。

調整は回復技を採用しておらず、耐久に振る理由がなかったためAS特化にした。AS特化にしていたこともあり、日食ネクロズマミラーに対する勝率は高かった。

技構成はメテオドライブと龍の舞は外す理由がないため採用。主にヌオー、ナマコブシなどメテオドライブの通りが悪い特性天然のポケモンに対する打点が欲しかったためフォトンゲイザーを採用。最後に日食ネクロズマミラー意識で地震を採用していた。

1回龍の舞を詰めれば大体のポケモンに勝つことができるため、被弾回数が少なく運負けも少なかったため非常に使い勝手がよかった。後述するバシャーモでバトンタッチが決まった際の抜き性能が高く使っていて楽しかった。

 

 

 

 

バシャーモ@弱点保険

性格:陽気

特性:加速

実数値:187(252)-141(4)-95(36)-×-106(124)-123(92)

HD:C252振り眼鏡ムゲンダイナのダイマックス砲確定耐え
S:+2で最速スカーフウーラオス抜き
B:あまり

技構成:フレアドライブ/地震/剣の舞/バトンタッチ

本構築のエース②

日食ネクロズマのきついナットレイテッカグヤ、アーマーガア、エアームドの対策として採用。これらのポケモンがいた場合はバシャーモを選出するようにしていた。

S15ではバコウバシャーモを使っていたが、以下の理由から今の型となった。

技構成は鋼タイプに打点を持てる一致技のフレアドライブ、ムゲンダイナに打点を持つことができる地震、火力を重視しているため積み技に剣の舞、最後に不利対面ができた際や弱点保険が発動後、裏のポケモンに能力を引き継げるバトンタッチを採用。

予想通りバシャーモの弱点保険は全く警戒されなかったため弱点保険の発動率が高く、バコウバシャーモを使っていた時よりも活躍できる機会が増えた。

 

 

 

マンムー@気合の襷

性格:意地っ張り

特性:鈍感

実数値:185-200(252)-100-×-81(4)-132(252)

技構成:つららばり/地震/氷の礫/ステルスロック

本構築の起点作成要因①

技構成でつらら落としではなくつららばりにしている理由は、身代わり持ちのジガルデに対して強く出れるようになるため。つらら落としを採用していた時にマッチングした身代わり持ちのジガルデに麻痺状態のマンムーがあっさり負けてしまい、このような負け方を2度としたくなかったのでつららばりのまま使っていた。

今回もいつも通りの活躍をしてくれた。マンムーが刺さらない環境がないので、いつもお世話になっている。

 

 

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サンダー@オボンのみ

性格:図太い

特性:静電気

実数値:197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120

技構成:ボルトチェンジ/暴風/電磁波/羽休め
  

本構築の物理受け兼起点作成要因②

相変わらずウーラオスとエースバーンが多かったので、対策としてHBサンダーを採用。

襷悪ウーラオスの選出率が9割くらいあり、暗黒強打を2耐えしないときつい場面が多いため持ち物はオボンのみにした。

また伝説環境ではメタモンが流行っているのでその対策も兼ねている。

メタモンが日食ネクロズマバシャーモをコピーした際はダイアースを選択されることが多かったので、サンダーを後投げして電磁波を入れる立ち回りをしていた。この立ち回りが正しい対応なのか何とも言えないが、コピーされても麻痺状態にできれば対処は難しくなかった。

命中不安技を連打するので運要素が絡んでくるが、それを差し引いても強かった。

 

 

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ミミッキュ@命の珠

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

実数値:139(68)-156(252)-105(36)-×-126(4)-135(148)

H:珠ダメ最小の10n-1
B:あまり
S:準速80族+3

技構成:じゃれつく/ゴーストダイブ/影打ち/剣の舞

本構築のエース③

黒バドレックス、カイオーガに比較的強く汎用性の高いミミッキュを採用。

S15ではタラプのみを持たせていたが、以下の理由から珠を持たせた。

  • 黒バドレックス軸に出しても発動機会が少ない
  • 物理型のイベルタルが増加したため、タラプのみを持たせてもイベルタルが安定しない

とにかく火力がほしかったため、最速ではなく準速にしている。Sを135にしている理由は以下の通り。

  • 当初は準速ウオノラゴン+2の129にしていたが、マンムーカイリュー、ジガルデの上を取っていれば勝っていた場面が多かったため
  • Sを136~147にしているポケモンの数は少なく、調整を考えていた際は準速ミミッキュの数が少ないと思っており、準速にするメリットは少ないと感じていた

今回はバトン先として運用することも多く、化けの皮のおかげで比較的安定してバトンができていた。また相手がダイマックス2ターン目の状態でミミッキュバトン、その後ゴーストダイブを選択して相手のダイマックスターンを枯らす動きがめちゃくちゃ強い。

ミミッキュはバトン先としても強いことがよくわかった。

 

 

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ガマゲロゲ@電気玉

性格:慎重

特性:貯水

実数値:207(212)-116(4)-107(92)-×-132(196)-95(4)

HB:A特化ザシアンの+1じゃれつく、A252振り悪ウーラオスの鉢巻暗黒強打を確定耐え
HD:C特化カイオーガの眼鏡冷凍ビームを2耐え

技構成:地震/投げつける/毒毒/ステルスロック
  

起点作成要因③

S15では後攻の尻尾持ちのカプ・レヒレにしていたが、カイオーガに後攻の尻尾トリックが決まらないとカイオーガの処理が厳しく苦戦を強いられていた。そこで水の一貫を切りつつ、裏のポケモンに負荷をかけることのできるガマゲロゲを採用。

当初ガマゲロゲをHA振りにしてバシャーモのバトン先とすることで、カイオーガ軸を対策していた。しかし火力と素早さが足りないうえ、カイオーガ軸以外には選出しなかったので使いづらかった。そこで起点作成型にして、裏で全抜きをできるようにしたほうが強いと思い今回の型になった。

本構築のエースは全員物理型で、ウーラオスやエースバーンなどの襷カウンターを常に警戒する必要があった。ステルスロックを覚えているガマゲロゲを採用することで、ステルスロックを撒くためだけにマンムーを選出する必要がなくなったため、戦術の幅が広がった。

技構成は投げつけるとステルスロックは確定。カイオーガに対する打点、選出率の高いドラパルトの身代わりを割ることができる地震を採用。残りの1つはポリゴン2等の高耐久ポケモンに刺さる毒毒を採用。

大体の攻撃は一発耐えるため出落ちすることが少なく、カイオーガ軸以外も積極的に選出して勝利に貢献してくれた。

 

 

 【基本的な立ち回り】

選出パターンと立ち回りを事細かく記載しようとすると文量が非常に多くなってしまうため、ここでは基本的な立ち回りと例外の一部だけ記載。

 

メタモンがいない場合〛

まずは以下のいずれかで起点を作成する。

起点を作成したら、以下のいずれかの方法で相手のポケモン3匹を倒す。

 

メタモンがいる場合〛

ガマゲロゲは極力選出せず、サンダーを選出する。

数的不利の状況を作らないようにし、日食ネクロズマバシャーモミミッキュをコピーされたらサンダーを後投げor死に出して電磁波を入れる、またはダイマックスをして対処する。サンダーで対処できるようにするため、積み技は多くても1回までにする。

 

〚例外(一部)〛

  • ゼルネアス軸の場合、初手にゼルネアスを出す確率が非常に高いため初手に日食ネクロズマを初手に出す
  • 黒バドレックスと初手で対面した場合、とにかく削りを優先する
  • 相手の構築にリザードンがいた場合、サンダーを初手から出しリザードンと対面したら初手からダイマックスをする

 

【きついポケモン 

・黒バドレックス

イベルタルが増えていたため、黒バドレックスを使う人はそこまで多くないと判断して対策を薄くした。初手に出されることが大半のため、マンムーで削りミミッキュの影打ち圏内まで入れる。もしくはバシャーモかサンダーで初手からダイマックスをして無理やり倒していた。

 

イベルタル

型が多すぎてダイマックスしたイベルタルに対面から安定して勝てるポケモンがいない。そのためイベルタルダイマックスターンを消費させてから、こちらのダイマックスを通す。裏にメタモンがいる場合はほぼほぼ負けていたが、イベルタルメタモンを両対応することが厳しいため諦めていた。

 

リザードン

キョダイマックスされると対面で誰も勝てない。ホウオウのようにサンダーで電磁波を打ってごまかすことができないためきつい。初手に出されることが大半のため、サンダーで初手ダイマックスをして対処していた。

 

・スカーフ以外のメタモン

メタモンはサンダーで対策しているが、技の打ち分けができると電磁波を入れる前にサンダーが倒される場合があるためきつかった。スカーフ以外のメタモンはほとんどいないと思っていたため、一切考慮しないで立ち回った。スカーフ以外だった場合はしょうがない負けだと割り切っていた。

 

他にもきついポケモンはいたが、ぱっと思いついたのだけ記載した。

 

 

【レンタルパーティー

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【最後に】

今だから言えることですが、今期はいつも以上に運がめちゃくちゃよかったです。立ち回りは負けていたが運で拾った試合があまりにも多かったため、立ち回りの精度を上げられるよう努力していきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。もし質問等があれば@tottuan11までお願いします。

 

〚とっつぁんロム最終順位〛f:id:tottuanpoke:20220102150740j:plain

 

〚コイヌールロム最終順位〛f:id:tottuanpoke:20220102150756j:plain