初めまして、とっつぁんです。
S4お疲れ様でした。
今期は2ROM2100でサブロムが最終10位を達成することができたので構築記事を書こうと思いました。
結果
TNとっつぁん 最終2122 23位
TNコイヌール 最終2155 10位
構築経緯
バシャバトンが強いと思いミミッキュで止まらないバトン先を考えていたらギャラドスに行き着いた。ギャラドスとの相性補完のいい物理ガルドの3匹を軸に構築を考えた。相手の水タイプとステロ展開に強いミトム、ギャラドス、ボーマンダを受けることが出来なおかつテテフとリザYにも後投げが可能なHDポリ2、電気の一貫を切る枠と相手のボーマンダとランドロスに強くするためマンムーを採用した。
個別紹介
性格:意地っ張り
特性:威嚇→型破り
実数値181(84)-227(252)-99(0)-×-120(0)-123(172)
H:臆病コケコのエレキフィールド10万確定耐え
S:準速キノガッサ抜き
技構成:滝登り/氷の牙/地震/竜の舞
バシャーモのバトン先その1
バトンを前提とするため陽気ではなく火力重視の意地っ張りにした。
意地っ張りにすることで後出しされやすいポケモンを強引に突破することも可能。
範囲を広げるために3ウエポンにした。
ミミッキュで止まらないのがほんとうにえらい。
単体で選出しても強いが、1舞で最速118族以上のポケモンは抜けないため注意が必要。
バシャーモと水妖のポケモンがいたらできるだけメガ進化をせずに立ち回る。
簡単ですがダメ計を載せておきます。
A↑2のメガ前地震がHB特化レヒレに45.1%〜53.6%
A↑2のメガ後地震がHB特化レヒレに53.1%〜62.7%
A↑2のメガ後滝登りがH244B252ポリ2に 46%〜54.9%
A↑2のメガ後地震でHB特化ナットレイに 46.9%〜55.8%
A↑2のメガ後地震でH振りアシレーヌ96.7%〜114.4%
ギルガルド@ゴーストZ
性格:意地っ張り
特性:バトルスイッチ
実数値:155(156)-222(252)-71(4)-×-72(12)-91(84)
S:S↑2で最速ジャローダ抜き
技構成:シャドークロー/影うち/聖なる剣/剣の舞
バトン先その2
レヒレを後投げされた時もガルドにバトンすることが多い。
初めは単純にノーマルと格闘の一貫を切る、対フェアリー枠として採用したがいつの間にかバトンエースとなっていた。
ガルドにバトンはほとんど読まれないので動かしやすく、ゴーストZを持たせたことで瞬間火力を出せるのでとても扱いやすかった。
ただしHBポリ2は+2聖剣で落とせないので注意が必要。
キンシが欲しい場面もあったが今の技構成で外せる技がない 。
水ロトム@ミズZ
性格:控えめ
特性:浮遊
実数値:157(252)-×-130(20)-156(132)-131(28)-116(76)
HB:A特化メガバシャーモの飛び膝蹴り確定耐え
C:H振りレヒレを10万+瞑想10万で確定
D:DL対策
S:ミラー意識とスイクンやレヒレをある程度抜けるライン
技構成:10万ボルト/ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/目覚めるパワー(炎)
カバルドンのステロ展開とバシャバトンのメタ。
有利対面を作ってミズZを打つだけで相手のサイクルが崩壊することも何度かあった。
現環境はガブリアスが減り、採用されている地面枠がミトムに弱いポケモンが多くミトムが環境に刺さっていると感じた。
メガバシャーモ+レヒレ、霊獣ボルトはミトム+マンムーで対応していた。
ナットレイに打点が欲しくてめざ炎を採用したが、HD特化ナットレイを食べ残し込みで中乱数なのでSを削ってCに回してもいいかも。
ポリゴン2@進化の輝石
性格:穏やか
特性:トレース
実数値:191(244)-×-114(28)-126(4)-154(196)-85(36)
HB:A特化ガブリアスの逆鱗2耐え
HD:C特化リザYの日照り火炎放射2耐え
S:余り
技構成:イカサマ/放電/毒々/自己再生
テテフとリザYにも一応後投げができる。
このポケモンの強さは今更語ることもないだろう。
物理にも特殊にも後投げができるHDベースが個人的に最も扱いやすい型だと思う。
かつてはHB特化ポリ2を使っていたが、エアスラ持ちのリザYにボコボコにされたのでHDベースにした。
技構成について、放電はギャラやテッカグヤに対する打点、イカサマはメガガルーラ、メガメタグロス、マンムー、ドリュウズの遂行速度を上げる、毒々はポリ2ミラーで負けないようにするために採用。
ギャラとマンダに対する後投げを安定させたかったのでトレースにしたが、ポリ2以外でもどうにかなるなら絶対にアナライズにした方が強い。
調整はこれでよかったと思うが選出率がかなり低いため一考の余地がある。
マンムー@気合いの襷
性格:意地っ張り
特性:厚い脂肪
実数値:185(0)-200(252)-100(0)-×-81(4)-132(252)
技構成:氷柱針/氷の礫/地震/毒々
電気の一貫を切るASぶっぱの襷マンムー
環境にマンダとランドがめちゃくちゃ多いのでそこに強いマンムーを採用。
マンムーに対してクレセとポリ2が出てくることが非常に多かったので毒々が刺さった。ステロ展開よりも相手の物理受けに毒を入れて崩しに行く方が個人的には戦いやすかった。
氷柱針は相手の地面タイプと草タイプに対する打点が礫だけでは足りない、グライオン、ビビヨンに嵌められないようにすることを考え採用。
一時期はバトンを前提としたAD珠マンムーを考えていたが、襷を持たせて対面性能を上げた方が強いと感じた。
意地っ張りで採用した理由はマンムーに後投げされるポケモンに負荷をかけるためと、耐久振ってないウルガモスを地震+礫で超高乱数で倒せるからである。後は氷柱針4発でH振りブルルを超高乱数で落とせる。
マンダとランドが多い現環境ではマンムーがすごく活躍したのでこの2匹が蔓延している限りマンムーは環境に刺さると思っている。
ですが意地マンムーは最速キノガッサに負けるので陽気で使ったほうがいいかもしれない。
バシャーモ@イアの実
性格:わんぱく
特性:加速
実数値:184(228)-140(0)-132(236)-×-90(0)-106(44)
HB:A特化ミミッキュのゴーストZ+じゃれつくを
耐えてイアの実発動
る。
S: S↑1で最速霊獣ランドロス抜き抜き
技構成:フレアドライブ/剣の舞/守る/バトンタッチ
この構築の地雷枠
ここまで耐久を上げることによりほとんどのポケモンの不一致抜群を耐えることができる。
C252振りゲッコウガの水手裏剣が17.3%〜20.6%なのでイア込みで7回耐える。
攻撃技については格闘技より炎技が欲しい場面のほうが圧倒的に多かったのでフレドラを採用した。反動ダメで木の実を発動させることができることも多く相性がいい。
この構築はミミッキュを出されることが多く、対面した時にZ技で縛られないようにする必要があると思い今の調整になった。
初手バシャーモとミミッキュ対面はほとんどのミミッキュがZ技を打ってくるのでフレドラで皮を剥ぐ。ゴーストZの場合は剣舞からフレドラ、フェアリーZの場合はフレドラ2発でミミッキュを倒せる。
初手剣舞を選択されるとバシャーモが倒されてしまうのできつい立ち回りを強いられる。
基本は初手に出してAとSを2段階上げてバトンするが、バトンをせずバシャーモで相手のサイクルを崩しに行くこともできる。
初手にバシャーモを投げて積んだ後に裏にバトン、倒されたらまた積んで裏にバトン、もし両方倒されたらバシャーモで詰めていく動きがとても強かった。困ったらこの選出をしていた。
バシャーモが刺さらない場合(バシャーモ+レヒレ、カバルドン+ボーマンダ、テテフ)
Z+襷+メガの選出が単純に強かった。
ポリ2の通りがいい時は
バシャーモ+ポリ2+ギルガルドorギャラドスの選出をしていた。
受けループはドヒドイデ入りには基本選出でヤドランがいたらバシャーモ+マンムー+ギルガルドを選出していた。
苦手なポケモン
突破方法がバシャーモで無理矢理削ってマンムーの地震で落とすかガルドのZしかない。
バシャーモ出さないと受からない。アクZのせいでガルドでは安定しない。
XもYもつらい。後投げが安定するポケモンが存在しないので出し負けをした地点で1匹持ってかれる。
雷パンチor電気Zバシャーモ
ギャラが1発で突破されるのでつらい。裏に体力満タンのミトムかマンムーがいないと膝を割っていただく必要がある。
挑発持ちのテテフ
ギャラドスの竜の舞、ポリ2の自己再生が使えなくなり一方的にやられてしまう。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
この構築はいかにしてバシャバトンを決めていくかが勝利の鍵となります。一度バトンが決まると止めることは困難で何度も3タテを決めることができやみつきになりました。耐久振りのバシャーモが考えていた以上に強かったのでこれからも開拓していきたいと思います。
最後になりますが、S4で対戦していただいた方、ありがとうございました。
もし質問等があれば@tottuan11までお願いします。